飲食店コンサルティング

インパクトでお客様の心をつかむ!リピート率が上がる接客術とは?

お待たせしました!今回は「お客様の心をつかむインパクト接客術」についてお話しします。驚きのオペレーションでお客様に感動を与え、リピート率を向上させる秘訣をお伝えします。

接客サービスに欠かせないCS研修

感動の接客体験

これは、東京・青山にあるディナーレストランでの出来事です。友人と一緒に来店し、「生ビール」と「白ワイン」をそれぞれ注文しました。すると、別のスタッフがドリンクを持ってきて「生ビール、お待たせしました」「白ワイン、お待たせしました」と、注文者を正確に見分けて提供してくれたのです。

次に料理を注文しました。私は「サーロインステーキセット」、友人は「舌平目のムニエルセット」をオーダー。数分後、また別のスタッフが「お待たせしました。サーロインステーキセットのサラダです」と私に提供し、同様に友人にも正確に料理を提供してくれました。

驚いた私はスタッフに「どうして誰でも正確に注文を提供できるのか?」と質問すると、その答えは「椅子番号管理」というシステムでした。

椅子番号管理とは?

通常、飲食店ではテーブル番号で管理しますが、このレストランでは、椅子ごとに番号をつけて管理しています。お客様が座る椅子番号に基づいて注文が記録されるため、誰が料理を運んでも間違いなく提供できるのです。このシステムによって、どのスタッフが対応してもスムーズなサービスが実現し、お客様に「驚き」と「感動」を与えています。

さらに、席を立った場合は、スタッフがトイレや席の移動を把握しているため、サービスに支障はありません。おしぼりを提供する際に席の確認を行うなど、全スタッフが情報を共有し、徹底した接客が行われています。

 

お客様に感動を与える接客がリピート率を高める

このレストランでは、毎回料理の確認をされることなく、スムーズに提供されるため、商談や打ち合わせにも適しています。お客様にとって、煩わしい確認作業がないことで、より快適な時間を過ごすことができます。このような接客体験が、お客様のリピート率を向上させる大きな要因となるのです。

 

実践してみよう!

この「インパクト接客」は一例に過ぎません。他にも、お客様に感動や驚きを与える接客術や、スタッフの教育方法がたくさんあります。今後も定期的に、飲食店やホテル、食物販で活かせる接客ノウハウをお伝えしていきますので、ぜひお楽しみに!