こんにちは!
IdeaRESTスタッフIKUです。
お立ち寄りくださり、ありがとうございます

今日から、新カテ「門浩司の『繁盛のツボ!』」を増設!
日頃、社内で耳にしております門代表が熱く語る繁盛ノウハウの中から
押さえると良く効く「繁盛のツボ!」をピックアップしてお届けして参ります

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■チカラのある商品の開発でオールシーズン「選ばれる店」になる

今、飲食店の人気は「低価格帯商品の店」と「専門性の高い料理店」に大きく2分しています。
「価格」で選択するか、「食べたい料理が必ずある」で選択するか。
どちらも、「失敗しない店選び」に慎重になっているお客様の心理を反映していると言えるでしょう。

専門店の中でも、
お客様に「この店のコレが食べたい!」と選んで頂ける吸引力のあるオリジナル商品を
生み、育てているお店は、ほんとうにチカラがありますね。

地鶏炭火焼・鶏料理専門店の「焼鳥 あきら」さんでは、
焼肉のように「自分で焼く焼鳥」を提案し、おいしい地鶏を求めるグルメ層だけでなく、
イベント性を楽しむ若い方にも人気を集めています。
特に夏の間、目黒川沿いの本店では大きな窓を開け放つ開放感で、
アウトドア感覚を味わえるのも大きな魅力でしょう。

焼肉スタイルにしたことで、
焼鳥店に不可欠だった「串打ち」の仕込み時間が大幅に軽減でき、調理にかかる人件費が抑えられる
(または、串打ちされた鶏肉を購入する場合に比べ仕入れコストが下がる)という、
運営上のメリットも大きいのではないでしょうか。

また、鍋のシーズンには、「地鶏すき焼き」の後の、〆の「親子丼」があります。
すき焼きをした鍋を一旦調理場に下げ、親子丼に仕上げ提供するもので、
鍋に使った様々な食材から出た出汁で作る親子丼は、格別なお味になっています。

〆雑炊ファンのように、「この親子丼のためにすき焼きを食べる!」という方も、
いらっしゃるのではないでしょうか。

専門店は、料理によって得意なシーズンと苦手なシーズンがある場合がありますが、
こちらのお店のように、シーズンを通じて「この店のコレっ!」と選んで頂ける
定番のオリジナル商品を開発していることが、非常に重要なのです。

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“苦手な季節”こそ、ヒット商品を生み出す意気込みで商品開発することが必要かもしれないですね

それでは、また来週!