【食品値上げ=外食産業への影響大、これからの対策と将来へに向けて!】

イデアレストの門です.
農林水産省は2013年9月28日、輸入小麦の政府売り渡し価格を10月から主要5銘柄平均で現在の価格より4.1%引き上げると発表。
この5銘柄はうどんや菓子で使用する2銘柄とパンや中華麺で使用する3銘柄。

うどんやスイーツ、ラーメン店、中華料理店、ベーカリーなどに多大な影響を与えそうです.
新聞によると、山崎製パンは、「商品数を絞り込む」や不二家は、「分量の企画見直し」で価格据え置きを目指すとしていますが、

では、具体的に
うどん、ラーメン、スイーツショップ、ベーカリーなど小麦粉がメインのショップはどうするべきなのでしょうか?
度重なる値上げが続くことで、さすがに企業努力での値上げ据置が難しくなってきていると思います.

ではどのようにすれば良いのでしょうか?
ちょっと考えてみました.

1案 セットメニューの新商品を考案し、既存セットメニューを削減して、値上げ幅を吸収
2案 米粉を使った麺やスイーツを開発して、ラインナップに加える
3案 これから食材が全般的に値上がりする事を想定して、全体的に値上げを考える
                                      等々

これから先、
小麦のように円安の影響による値上げは
原油価格も高騰し、食材物流コストも高騰が後押しし、
食材全般的な価格高騰へと繫がりそうです.

また、これからの外食産業は
来年4月から消費税増税を見据え、
徐々に新商品開発を進めるとともに、
メニュー全体の値上げを行ないつつ、
今回の食材値上げによる利益率の確保。
並びに消費税増税の際に少しでも
価格の値上げ幅を抑える(消費税増税により、提示価格はすべて内税表記となる見通し)ように工夫することで
顧客を獲得していくことが大切であると思います。

これからの外食産業は
これから続く消費税増税を含めた中長期的な戦略を構築し、
今から準備を進めることが重要です。