2020.5.6.コロナ禍で飲食店が困窮。救世主となるかキッチンカー!

新型コロナウィルスに伴う救急事態宣言に伴い、飲食店やイベント業など3蜜で休業や営業時間短縮を余儀なくされている人々が今、注目しているビジネスに『 キッチンカー ( 移動販売 )』がある。

なぜ今、キッチンカー(移動販売)なのか?

飲食店を経営していたが、長引くコロナ収束が見えない今、このまま飲食店を経営していても家賃(固定費)が払えない。国も対策すると言っているがなかなか明確な政策が見えない。
どうにか生き残りをかけてテイクアウトやデリバリー(出前)に活路を見出したいと考えるものの、

テイクアウトは、お客様がお店に料理を取り来てもらう必要がある。
一般的な飲食店の課題(高級店や有名シェフのお店除く)は、
●認知度を高める必要があり、チラシを配布しても認知度が上がるためには時間が必要
●既存競合店である弁当店やデリ専門店、スーパーとことなり、一般的な飲食店はホールの面積が家賃に含まれることから、損益構造的に競合店のような低価格で販売することが難しい。
といった理由からなかなか厳しい状態と言える。

デリバリーは、宣伝、配布用パンフレットの作成、配達のためのバイクや自転車、スタッフの確保などが投資が必要で、東京都のように100万円の協力金でなんとか準備ができてとしても、
●1階店舗でないとバイクや自転車を駐輪場スペースがいる
●配達員の人件費が必要なため、ある程度コンスタントに注文が入らないと人件費が拠出できない
など問題があり、結局都市部はウーバーイーツは出前館などに委託することととなる。
デリバリーを始めやすいものの、ウーバーや出前間などデリバリーを委託するコストが販売手数料が販売価格の35%かかり、利益率を圧迫することや、地域によってこれらのシステムを使えない地域もある。

当然、テイクアウトとデリバリー併用という営業形態もあるが、以上のような課題からなかなか手を出せない。

そこで考えたのが、
●あと1年(コロナ収束)生活を維持するため
●自分のスキルを活用できて飲食店を継続できるものは何か
●人件費(アルバイトの雇用)がかからない
●固定費(家賃)がいらない
●今店舗で使っている備品や機器を活用でいる
●投資はキッチンカーのみ
などのという理由から 今、移動販売事業に乗り出す飲食店経営者が増加傾向にある