こんにちは!
IdeaRESTスタッフIKUです。
お立ち寄りくださり、ありがとうございます

最近、飲食店とタイアップした情報バラエティ番組が増えていますね。
芸人さんがチェーン店のメニューを食べ尽くすものや、商品化までの行程を丁寧に紹介するもの、
タレントが好きなチェーン店メニューをランク付けするなど、
番組制作費の低予算化と企業のCM効果を実現しているようです。

テレビ朝日「お願い!ランキング」では、
オーナシェフや料理研究家がその店の売上8~1位のメニューを試食し、
独自のランキングを行う「美食アカデミー」というコーナーがありますが、
先日は、ここで1位となった商品が、番組放送後どのような反響を生んだか?
反響の大きかった商品順にランキングするという企画がありました。

その反響とは・・
 ■店HPへのアクセス数が激増しサーバーがパンク
 ■売切れ店が続出
 ■売上1000%超達成
 ■売上個数40倍
・・・など、深夜番組とはいえやはり地上波の影響力はスゴイです

このコーナーの特徴は、料理のプロが客観的な視点で分析をしていて辛口な批評が多いこと。
そして、開発者が自信をもっている売上上位の商品が必ずしも上位には格付けされず、
「意外な展開」があること。

その流れの中で審査員が、一口食べ、思わず笑顔になってしまう「すっごく、おいしい!」料理があり、
興奮気味に伝える「なぜおいしいか?」のリアルな解説に
視聴者は「これ絶対食べてみたいっ!!」衝動が起きるのです。

そこで、番組タイアップは難しくても、すぐに自店に応用できる「ヒット商品を生む方法」を2つ!
先日の、門代表のセミナーでもお伝えしたことですが、

【売上上位の商品を過信しない】
 この番組で「意外な展開」からヒット商品が生まれるのは、実際に売れている商品ではなく、
 いわゆるABC分析上「Aの下」~「B」の商品が1位にくるケースが多々あるため。
  
 現在、売上上位にある商品は、本来の商品力ではなく
 「メニューで目につきやすい」「リーズナブル」「インパクトがある」・・など
 選びやすい他の要因(販売コントロール)によるものである場合があり、
 本当に力のある商品が、お客様にその魅力を伝えきれておらず埋もれてしまっている
 ということが起きているかもしれません。

 第三者のニュートラルな視点で商品分析を行う事で、意外な商品にスポットがあたり、
 爆発的なヒットに繫がる「お宝発見」が起こり得るのです。

【リアルな言葉がココロを動かす】
 「スタッフには必ず試食をさせて下さい!」と、セミナーでもより力を込めていましたが、
 お客様を感動させるためには、まず、その商品を紹介するスタッフを感動させて下さい。

 新たな商品は必ず試食をさせ、
 スタッフの「リアルな感動」をお客様に「自分の言葉」で伝えてもらいます。
 
 お客様は、その人の本音からでる「リアルな言葉」を期待しているのです。
 
 「◯◯産地鶏を使っているのですが、私も大好きな料理です。
  ソースはちょっと酸味がきいていて、とてもおいしいですよ!」

 「有機野菜なので甘みがぜんぜん違うんですよね。私も食べてみてびっくりしました」

 ・・など、今や、飲食店サービスにおいて「おすすめスキル」はMUSTです。
 耳からの情報は想像力をかき立て、料理をよりおいしく感じさせる効果もあると言われています。
 是非、実行してみて下さい!

番組中、商品開発担当者の方が評価の言葉におもわず涙されている場面などもあり、
商品に対する愛情の深さを感じ、私もついもらい泣きしてしまったり

思いを込め、手をかけて来たものを他者の評価に委ねるのは、ものすごく勇気がいることでしょう。
でも、その勇気が大きな飛躍への原動力になるのですね