こんにちは!
オフォス周辺でも、蝉が鳴き始めましたー
飲食店の衛生管理。
今年は食にまつわる事故が多く、飲食店を利用する人々、特に小さいお子様をもつご家庭では、
外食機会を減らす等、センシティブになっていらっしゃる方も多いようです。
特に、大きな問題となった食中毒が発生した地域では、深刻な風評被害が。
日頃より衛生管理を徹底している店舗にとって、安全性をお客様に理解して頂き、
安心して楽しく利用して頂きたいものですね。
そこで、安心・安全をアピールできる公平性の高い仕組みはないか、
「飲食店の衛生管理」について、自治体の取り組みを調べてみました。
横浜市の例ですが、年1回、衛生管理の優れた施設を「秀級施設」として認定・表彰しています。
認定の基準は以下の通り。
<秀級施設の認定基準>
1 建築後1年以上同一人が営業を継続している
2 食品衛生監視票による採点成績が原則として90点以上であること
3 過去3年間に食中毒の発生、故意又は重大な過失により食品衛生関係法令に違反したことがない
4 横浜市管理運営基準を進んで遵守するとともに、次の事項が必ず遵守されている
(1) 食品衛生責任者が設置され、年1回以上指定講習会を受講している
(2) ねずみ、ゴキブリの生息調査又は駆除作業を年2回以上実施し、その記録を1年間保存している
(3) 従事者の検便が実施されている
5 上記4項目を満たす施設で、かつ福祉保健センター長が秀級施設として適当と認め たもの
以上をクリアし、秀級施設と認定されると、
横浜市webサイト上に「秀級施設」として施設名(屋号)・所在地が掲載され、
店頭に掲示できる秀級施設を示すプレートが付与されます。
調査申請についての詳細は、各所在地区によって異なるため衛生管理課に問合せをとの事ですが、
横浜市青葉区の場合、
◉調査の申請(通年)
◉調査実施(11~1月)
◉認定・表彰(年1回)
となるそうです。
「秀級施設」として認定されている施設は、席数20席以下の食堂から食品工場まであり、
弊社近隣飲食店でも、認定を受けているお店はいつ伺っても清潔感があり「なるほど。」という印象。
一般利用者の意識が高まっている今、大きなアピールポイントになりますね。
「衛生管理に自信がある」「自店の管理状況が充分であるか確認したい」という店舗様は、
是非、各自治体の制度に注目してみて下さい。