現代の食ビジネスとは ⑤アジアは今、日本食ブーム、日本外食のコラボが流行?
皆さん、こんにちは~
1年が早いですよね~
もう10月も半ば
あと2ヶ月半で2012年も終わりです。
でも、飲食店、スイーツ物販、ホテル、商業施設はこれからが稼ぎ時の年末商戦が控えています。
今月から年末に向けての企画立案、販売促進、運営システムを構築し
1年で一番売上のアップする年末に備えましょう。
さて、
今日のテーマは「現代の食ビジネスとは ⑤アジアは今、日本食ブーム、日本外食のコラボが流行?」です。
まず、はじめに
アジアの日本食ブームの現状からお話をしましょう。
日本企業のアジア進出は活発化してきています。
その背景には日本経済の低迷が一番ではないでしょうか
外食産業に至っては、
若者のお酒離れや少子化、外食費出の引き締めなどによる業績の低迷があげられます。
どれに引き換え、中国、インド、アジア諸国は急激な経済発展を遂げるとともに、
消費者の所得もグングンと伸びてきています。
ここにビジネスチャンスを求めて出店する企業が相次いでいるのです。
当然、外食産業も例外ではありません。
去年は、上海、香港、シンガポール、タイと活発的に出張し海外進出への現状把握と人脈作りを行なってきました。
現状は、アジア全体を考えると日本食ブームはまだまだ継続しており、また、各国の企業がアジアのマーケットを獲得すべく進出してきているのが現状です。
今、日本の外食産業がターゲットとしているマーケットはこれらの富裕層を狙って出店しています。ただし、現在、中国、韓国は尖閣諸島や竹島の問題により緊張感が高まっているため、
出店を控える企業が多く見受けれます。
では、どこに出店しているのか。代表的な2つの国を紹介します。
◯香港
中国ではあるが民主主義行政を行なっており、中国にあって中国でない国。
ターゲットは富裕層の中国人旅行客と香港人。
日本との交易が盛んで、日本企業の香港進出のサポート体制が出来上がっていて出店も安心。
さらに、税金が安く日本への金銭的な送金にメリットがある(中国は関税があり、
送金額に制限がある)。
会社設立が100%出資でできる(タイ、インドネシア、ベトナム、中国は100%での
起業ができない)
◯シンガポール
日本企業が多く進出しアジアの交易の中心都市とも言われている。
シンガポールを足がかりにタイ、香港、インドなどに進出する企業が多い。
税金が安く日本へ送金した場合、日本での控除が受けられる
これ以外にも様々なメリットが存在します
では、どのような外食産業が進出しているのか
下記のURLで確認してくださいね
次に
外食チェーンと異業種コラボレーションが大流行り!
つい最近多くの外食チェーンが異業種とコラボレーションを行ない、
相互のターゲットを獲得できる工夫を行なっています。
例えば、
◯ナイキ+ワイヤードカフェ
スポーツとカフェの融合
◯ダイヤモンドダイニング+青山劇場のミュージカル
ミュージカルの内容に合わせた料理の提供
◯COCO壱番屋+エースコック
CoCo壱番屋監修 カレー焼きそば カップ麺
◯天下一品+おやつカンパニー
ベビースタードデカイラーメン「こってりラーメン味」と「あっさりラーメン味」
などなど
食と食、異業種と食のコラボレーションは大手企業だけでなく、
地域企業同士や商店街の店舗同士でコラボすることで
町おこしやターゲットの相互集客が可能となり、
新しいビジネスを生む可能性が非常に高いと言えます。
私の顧問先であるホテルや旅館も
地域の温泉施設、エステ、お茶、お菓子、化粧品等とコラボすることで
新たな集客を目指しています。
是非、皆さんの事業の幅とターゲットの相互利用で新しい収益源を確保できる
ビジネス企画立案と実行を目指して下さいね。