飲食店メニュー開発

現代の食ビジネス|意外性のあるメニュー開発でお客様を驚かせよう!

こんにちは!今回は【現代の食ビジネス】第2回として、意外性のあるメニュー開発についてお話しします。飲食店における「意外性」は、お客様に驚きと新鮮さを提供し、話題性を高める大切な要素です。最近では、ちょっと変わった「冷やしメニュー」が注目を集めています。

意外性のある「冷やしメニュー」がブームに!

一見「これ美味しいの?」と思わせるようなメニューが、今まさにブームとなっています。そのキーワードが**『冷やし』**です。ベースとなる料理に少しのアレンジを加え、冷たい出汁を使うことで新しい味わいを提供しています。いくつかの例を見てみましょう。

注目の「冷やしメニュー」例

  1. 冷やしとんかつ(かつ吉様)

    • サクッと揚げたとんかつに、冷たいお出汁をかけていただく新しいカツ丼スタイル。
    • ご飯ととんかつに、みょうが、オクラ、梅、とろろを組み合わせ、さっぱりした味わい。
    • わさびを溶かすと、さらに美味しさが増します!
  2. 冷やし天丼(てんや様)

    • 冷たいご飯に温かい天ぷら、そこに冷たい出汁をかけて食べる、まるで天丼のお茶漬けのようなメニュー。
  3. 冷たいお好み焼き(KANSAI 銀座店様)

    • 熱々のお好み焼きに、冷たい鶏ガラと昆布の出汁をかけていただく斬新なスタイルで、ひんやりさっぱりとした新感覚のお好み焼き。

メニュー開発の成功例:カレーうーめん

実は私も、約28年前に関西で**「カレーうーめん」**という商品を開発しました。うー麺とは、冷やしうどんの細麺に、温かいカレールーをかけたメニューで、少しウスターソースを加えたことで、味に深みが出ました。当初はあまり売れませんでしたが、口コミで徐々に広がり、最終的には大ヒットしました。

このように、発想の転換によって新しい商品が生まれることが多々あります。意外性のあるメニューは、話題性があり、季節感を演出しやすく、集客にもつながります。

意外性のあるメニュー開発を取り入れよう!

飲食店にとって、意外性のあるメニュー開発はお客様に新たな体験を提供する絶好のチャンスです。新しい発想でメニューを開発し、お店の話題性を高めるとともに、集客力を強化しましょう。


次回は【現代の食ビジネス】第3回として、**メニュー開発キーワード 食べ方提案!**についてお話しします。お楽しみに!