仕入コストアップの前に、
買い置きし他社との差別化で顧客を獲得しよう

今日のテーマは

メニュー開発や営業戦略をたてる上で、重要な世の中の状態(円安による輸入品の価格上昇、ガソリンの高騰、
悪天候による不作など、飲食店を取り巻く仕入に於ける環境に対して
常にアンテナを張り巡らして置く必要があります。

昨今の日本はアベノミクスの影響で
株価が上昇や、コンビニエンスストアー各社の賃上げなど
今までの日本経済が徐々に向上する傾向にあり、
今まで辛抱して来た苦しい時代から成長の時代へと移り変わろうとしています。
巷では『量より質』という言葉を聴く事が多くなりました。
外食産業も『デフレ→良いものを適正価格で販売する』時代へと移り変わろうとしています。

そんな中、
円安による輸入品の仕入れコストアップや
ガソリン価格高騰による運送費アップ=仕入れコストがアップするということが、
業界内で聞かれはじめています。
当然、スーパーの食材の販売価格も高騰する
=消費者の財布のひもがまたギューーーーと締まる って事になる可能性大

だからこそ、
周りのスーパーの食材販売額や飲食店のメニュープライスが上がったとしても、

自分のお店だけは
取引業者が確保できる現在価格の食材を限界までプールしてもらい、
「金額据置プライスでお客様還元キャンペーン」を実施。
売上上昇しつつある今、
このキャンペーンを告知して集客につなげることがポイント。

余談ですが
先日、たまプラーザにオープンした「花畑牧場 十勝チーズ工房」というお店のランチに行ってきて改めてミセスパワーに圧倒されました。
ランチの価格帯は980~1700円、
中心価格帯は1,400円なのにランチタイムは女性客で満席!
オープン景気もあるかと思い他のお店も見てみましたが、
ほとんど主婦で満席!

お父さんの小遣いは減少の一途に対して、
主婦の食事代は1,000円~と太っ腹!

今の外食産業のランチを牽引しているのは
やはり『主婦』ということです。

今や回転率が望めない住宅街のランチタイム。
やはり、女性を意識したメニュー開発が成功のカギを握っていますよね!

花畑牧場 十勝チーズ工房のランチメニューの特徴は
スモールサラダ
ヨーグルトジュース(牧場なので)
自家製チーズや花畑牧場のチーズを使ったメイン 1,400円