飲食店 メニュー開発 | セントラルキッチン開発とPB商品開発
この方法が一番オリジナルに近いPB (プライベートブランドの略、
以降 “PB”と表記
)を 開発 できます。
自社でセントラルキッチン(以降CK)を作り、
自社のメニューの仕込みを一括で行い、
各店舗に配送するチェーンキッチンシステム。
イデアレストでは、製造する食材に即した営業許可書取得から、
CKの効率の良いレイアウトと厨房機器の選定、発注システムの選定、
発送の梱包方法、各店からの発注方法や仕入れなどの管理方法、
発送方法に至るまでフルサポートいたします。

■セントラルキッチン開発とPB商品開発 【業務内容】

下記の順番で“貴社開発・製造のPB 飲食店 メニュー開発”業務を実施いたします。
※ヒヤリングにより一部業務内容が変更することがございます。

1. ヒヤリング及び既存店舗調査

●目的:なぜ、PB商品を作りたいのかについてのヒヤリングを行います。
●現状のキッチンシステムと既存料理に関してヒヤリング及び既存店舗の現状調査を実施いたします。
●店舗で行っている仕込み状態をお伺いし、レシピの有無を確認いたします。

こちらは、訪問及びリモートでも可能です。
リモートの場合は、事前に店舗のキッチンの写真やレシピがある場合は、弊社まで送付いただきます。
レシピがない場合、その旨をお伝えください。
※レシピの開示について、守秘義務契約を締結した上で行います。

2. メニューレシピ分析の実施とレシピを作成

●メニュー分析とは、重複食材や流用の仕込み食材、ソース、ドレッシング、調味料などを全て抽出しマトリクス化
●メニュー分析からPB商品化する商品をリストアップ
◯レシピがない場合は、現地で仕込みや調理を行っていただき、全ての商品のレシピ化(書面化)を実施します。
レシピ化された食材(仕込み食材、ドレッシング、ソースなど)を元に、
メニュー分析とPB商品リストアップを行います。

3. P B メニュー製造のためのセントラルキッチン(以降、CK)構築

CKの設置は、営業時間によって異なります。

右の図のように、カフェダイニングのように営業時間が1日の大半を占める場合は、
CKとしての活用する時間が少ないことから、
別の場所にCKを設ける必要があります。

しかし、その他の営業形態で、店舗を借りて営業をしているお店は、
店が閉まっている時間も家賃は発生していることから、
CKとして活用できるということになります。
だだし、この方法にも解決しなければならない課題があります。
それは、何店舗分の PB 商品を製造しなければならないのか、
そして、その製造するための食材や製造した商品を貯蔵する冷凍冷蔵庫、
倉庫などのストックスペースや機材はあるのかということが重要です。
また、深夜製造するということは、スタッフ人件費に深夜手当や高めの時給や給与を支払う必要があります。

また、PB商品製造に必要や厨房機材の選定、発送する店舗とCKの距離を考慮したCK設置場所の選定、配送ルート、配送車両の選定や購入、保険加入などを検討いたします。

4. 採算性の検討

上記3を踏まえ、CKの投資額や運営コスト、補助金や助成金の活用、PB商品を活用した新たなビジネスなどを検討した上で
CKの採算をご提案後、CK設置や P B メニュー開発を行うかどうかを判断します。

5 P B メニュー開発
上記4でCK設置やP B メニュー開発を承認後、
CK設置準備とともに、P B メニュー開発を実施します。
●弊社テストキッチンにて試作
●仕入れ業者選定
●試食会の実施
●レシピ作成(原価含む)
●CK設置後、再度、上記レシピを基準に試作
テストキッチンで製造する量は、1店舗程度の商品分であり、
CKと同等の厨房機材での製造を行いませんので、
CKが設置された段階で、必要店舗数のPB商品を製造して味や分量の調整を行います。
●最終試食実施
●仕入れ価格交渉及び決定
●原価を含む最終レシピ作成

 

■セントラルキッチン開発とPB商品開発 【事例】

■東京・豚骨ラーメン店

【目的】
・店舗で仕込みを実施していたが、スタッフに仕込みを教えて店舗数を拡大してきたが、
仕込みを覚えたスタッフが自社を退職して独立し、結果、自店の競合店となって業績がダウン。
ベースの仕込みをCKにて行うことで、仕込みを店舗で行わないようにすることで
スタッフが独立できないようにすることで、競合化を抑制したい

【業務内容】
・セントラルキッチン設置場所の選定
・スープの元ダレと豚骨スープのベースを PB メニュー開発 及びレシピ作成
・スープの元ダレ(醤油だれ)ととんこつスープのベース(豚骨炊き出しの濃縮スープ)を使った
店舗での調理手順(レシピ)作成
・販売状況や調理手順の改善などのメニューコンサルティングワーク実施。

 

■沖縄・食堂チェーン

【目的】
・スタッフによって、味や料理の分量がまちまちであったことで、減価率の安定ができておらず、
味も一定化しないという課題を解決したい
・FCチェーン化のために PB メニュー開発 が不可欠であるため。

【業務内容】
・既存メニューの調理手順、分量を含めレシピの精査と調整
・レシピの書面化
・既存テイクアウト弁当ショップをセントラルキッチン化。発送車両及び方法についての構築
・味の安定化を図るためのPB メニュー開発:塩故障ダレ、チャンプルタレなど。
・セントラルキッチン設置及びレシピ化に伴い、FCチェーンか実現