飲食店コンサルティング

その② インパクトでお客様の心をわしづかみ!リピート率が上がる方法

お待たせしました
今日は『インパクトでお客様の心をわしづかみ!リピート率が上がる方法』

◉驚きのオペレーションに感動!

 これは、とある東京・青山にあるディナーレストランでの出来事!
 来店して、Aスタッフに
 私「生ビール」友達「白ワインちょうだい」と注文

 Bスタッフがドリンクを持って来て
 私にいきなり「生ビール お待たせしました」
 友達にも「白ワインお待たせしました」

 え~~~。なんで。なんで注文したものがわかるの????ウソー!

 まさかね。偶然かなと思い、今度は料理を注文
 
 私「サーロインステーキのセットで」
 友達「舌平目のムニエルのセットを」

 数分してCスタッフが
 私に「お待たせしました。サーロインステーキセットのサラダになります」と提供してくれた

 さらに え~~~。なんでわかるの

 通常飲食店だとどうしても
 「お待たせしました。サーロインステーキセットのお客様は?」と
 料理名を伝えて提供するのが当たり前でした。なのに、今回は同じスタッフ(担当制)でもないのに
 注文した商品を、注文したお客様に提供するというマジックのような接客テクニックに
 『驚き』『感動』を感じたのです
 通常担当制にした場合、デメリットとして担当していたテーブルにお客様が座らないと
 仕事をしないというような感じになりがちなのですが、
 このシステムはどのスタッフが来ても注文したものを間違いなく提供してくれるのです。
 
 このシステムのからくり知りたいですよね

 私も知りたーーいと思い勇気を振り絞って聞いてみました (笑)

 私「なんで、注文したんがわかったんや?教えてんか」(なぜか関西弁で)

 スタッフ「実はですね。うちは椅子番号で管理してるんです」

 私「椅子番号???って何???」

 スタッフ「普通だと伝票にテーブル番号を書いて、そのテーブル番号に料理を提供しますが、
      当店はそうではなく、椅子に番号をつけて、その椅子に座られているお客様が椅子番号に
      注文したものを伝票に書くんです。そうすると、お客様(私)が注文した料理を誰が
      運んでも間違いなく提供できるんです」

 私「すごーーーーい。そうだったんや。でももしトイレに行ったり席が移動したらどうすんの」

 スタッフ「スタッフ全体で情報共有を徹底しているのと、トイレや席を立たれたら、おしぼりを    
      提供するサービスをしているので、そのときに確認したりしてます」

ということなんです。

いつも飲食店に行くと料理を持って来るたびに返事をしなければならならず、
そのときに商談をしていても話のコシを居られるケースが多かったのですが、
このお店だと毎回料理提供時に商品を確認されず、
注文したものをスマートに提供してくれて、価格もリーズナブルということで、
私は良く接待や打合わせに使うようになりました

このようにお客様に感動と驚きを与える事ができれば
リピート率獲得は容易くできるのです。

是非、今日から実践してみてくださいね。

今回の「インパクトでお客様の心をわしづかみ!リピート率が上がる方法」は一例です
これ以外にもお客様に感動と驚きを与えるとこの出来る素晴しい手法やスタッフの教育方法を
今後も定期的にご紹介したいと思います。